水曜午後のお隣のクラスに引き続き、中級クラスでも1月31日の最終日に「書初め」を開催致しました。先ず、日本では古くから1月1日の年初めに汲んだ若水を神棚に飾り、その水を使って墨をすり、「書初め」をするという伝統的な行事が行われていたというお話や、実際に文字を半紙に書く際に配慮する点などの説明がボランティアの方からありました。
殆どの学習者が何十年振りかで筆を握ったとのことでしたが、さすがに中国出身の学習者は、小学生の頃に授業でも習字の時間が組み込まれていた様で、見る見るうちに腕を上げて参りました。
インド出身のミミさんは、墨で書かれた文字の美しさに魅了された様子で、「慈」という漢字を是非、娘さんの名前にも使いたいと仰っていました。
また、中国から帰国した師紅さんが、西安では良く朝食に食べられるという「油茶麻花」で皆さんをもてなしてくれました。 短い時間でしたが、笑いあり、集中ありの楽しいひと時でした。